電子書籍(kindle)出版代行はどこがいい?選び方・費用相場・出版までの流れなどを解説
「電子書籍出版に興味があるけれど、自分で執筆する時間がない」
「出版までの手順が分からないため、サポートしてほしい」
近年、手軽に低価格で本を出版できることから、電子書籍出版の需要が増えてきています。
しかし、日々の生活を過ごしながら出版まで、すべての作業を自分1人で行うのは時間と労力がかかります。
そのため、出版代行を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、下記の内容について詳しく説明しています。
- 電子書籍(kindle)出版代行の選び方
- 電子書籍(kindle)出版代行の相場と期間
- 電子書籍(kindle)出版代行を依頼するメリット
- 電子書籍(kindle)出版代行に依頼してからの流れ
電子書籍出版代行を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
電子書籍(kindle)出版代行の選び方
電子書籍出版代行の主な選び方は以下のとおりです。
- クラウドソーシング
- 電子書籍出版代行会社
- SNSから探す
どの依頼方法を選ぶときも「どこまでの範囲を依頼できるか」「費用は明確か」「実績はあるか」を必ず確認するようにしましょう。
下記ではそれぞれの依頼先の特徴を紹介します。
クラウドソーシング
クラウドソーシングは、企業や個人がインターネットを通じて作業を依頼するマッチングサイトです。
クラウドソーシングの中でも、電子書籍出版代行を依頼しやすいところはランサーズ、ココナラです。
ワーカー(依頼を受ける人)がプランをプラットフォーム上に出品しているため、探しやすいでしょう。
しかし、表示されている価格で希望しているすべての作業を引き受けてもらえるかは必ず確認が必要です。
オプションで追加料金が必要なケースも多いため、事前に質問することをおすすめします。
電子書籍出版代行会社
電子書籍出版代行会社は、インターネット上で検索するとさまざまな代行会社がヒットします。
各会社のサービス内容を確認すると、主に「原稿が完成された状態」で引き受けているところが多いようです。
あなたが「読者に刺さる内容の本」を出版したいと考えているのであれば、ヒアリングを元に原稿を作成してくれる会社から選ぶとよいでしょう。
日頃から「伝える文章」を書く習慣がない場合、文字で相手に想いを伝えるのは難しいものです。
また、読んでもらうためにはニーズのあるタイトル、内容になっているのも重要です。
読んでもらうためには市場のリサーチ、読者の気持ちを明確にする必要があります。
これらは、文章を書く前に時間をかけて行う作業です。
もし、自分で原稿を書くことにこだわりがないようであれば、プロに執筆依頼することをおすすめします。
SNSから探す
SNSから探す場合、Xで検索することをおすすめします。
Xはライターとの相性がよいため、仕事の受注に利用している人が多いからです。
検索窓に「電子書籍 出版代行」と入力し「アカウント」を選択すると出版代行を請け負っているライターがヒットします。
画像参考:X
日頃の発信内容を見れるため、どんな人物であるか確認することもできます。
しかし、主に個人への依頼になるため、万が一トラブルになってしまったとき、対処は自分で行うしかありません。
取引に不安を感じる場合「クラウドソーシング経由で依頼したい」と相談してみるのもひとつの手です。
クラウドソーシングでは、取引でトラブルが生じたときに間に入って対応してもらえます。
直接依頼するよりも手数料はかかりますが、安心を得たい場合は交渉してみるとよいでしょう。
電子書籍(kindle)出版代行の相場と期間
電子書籍出版代行の相場は、1冊20万円~30万円ほどです。
これぐらいの価格になると、執筆から出版手続きまで代行してくれるでしょう。
また、出版までの期間ですが2万文字ほどの書籍のケースでは、申し込みから3か月ほどで出版できるところが多いようです。
依頼側の協力も必要となってくるため、代行先に返信を求められる作業はスムーズに対応できるようにしましょう。
電子書籍(kindle)出版代行を依頼するメリット
電子書籍は自分ですべての作業ができれば、無料で出版できます。
では、なぜ費用のかかる出版代行に需要があるのでしょうか。
それは以下のメリットがあるからです。
- 売れるための分析ができる
- 読者に刺さる内容で執筆ができる
- 時間を節約できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ご自身で出版してみたい方は【kindle出版方法】初めてでもできる!かんたん9ステップを参考にしてください。
売れるための分析ができる
電子書籍を出版する場合、最初にコンセプトを設定するのが一般的です。
ここでいうコンセプトとは以下のとおりです。
- どんな人に読んでもらいたいか
- 読者に書籍を通して何を伝えるか
- 本を読んだ読者がどうなってほしいか
コンセプトが読者のニーズにマッチしていないと売れないため、コンセプト設計は非常に重要な作業になります。
コンセプトは、主に3C分析を用いて決定します。
3C分析とは「Customer(市場・顧客)」「Competitor(競合)」「Company(自社)」の3つの視点から分析を行うマーケティング手法のひとつです。
ここでいう3C分析は、読んでもらいたい読者と本の内容(自分の強み)のニーズがマッチして、競合本でまだ悩みを解決できていない部分をリサーチする作業になります。
3C分析を行うことで、読者のニーズを満たせるコンセプトが決まります。
調査に時間がかかる作業のため、代行で手間を省けるのもメリットのひとつといえるでしょう。
読者に刺さる内容で執筆できる
読者に刺さる内容は、コンセプトからずれないように執筆することが大切です。
ずれないように執筆するためには、最初に書籍の土台となる骨子から作成する必要があります。
骨子作成は、電子書籍でいえば「もくじ」の部分になります。
最初に骨子をしっかりと作成しておくことで、伝えたい想いや情報をどのように展開していくか整理できるのです。
骨子作成がコンセプトからずれていると、読み手としても苦痛に感じやすいものです。
その結果、読者が離れてしまったり低評価がつきやすくなったりしてしまいます。
文章を書き慣れていないと、上手な骨子の組み立てが難しいため、出版代行にサポートしてもらうとよいでしょう。
時間を節約できる
電子書籍は一般的に、1万5000文字〜2万文字で出版します。
原稿用紙でいえば37枚〜50枚ほど。
この文字数を家事、育児、仕事をしながら執筆していくのは、とても労力がかかります。
また、執筆するだけでなく、書籍の表紙となるイラストも用意しなければなりません。
出版代行に依頼した場合は、ヒアリングと確認作業だけで済みます。
時間と手間を大幅に減らせるため、空いた時間を出版の告知活動に使うこともできるでしょう。
電子書籍(kindle)出版代行に依頼してからの流れ
電子書籍出版代行に依頼してからの主な流れは以下のとおりです。
- 書籍にしたい内容、想いを伝える
- ヒアリングを元にコンセプトを決定する
- 骨子の確認
- 原稿の確認
- タイトルの確認
- 表紙イラストの確認
- KDP登録
- 出版手続き
一般的には、オンラインなどで数回打合せをしながら完成させていくイメージです。
確認していく作業が多くなるため、希望する出版日がある場合は早めに対応しておきましょう。
また、KDP登録、出版手続きは個人情報の関係から引き受けていないところもあります。
どこまで引き受けてもらえるのか、契約後の流れなどは事前に確認しておきましょう。
電子書籍(kindle)出版代行に依頼するなら「ひさいず出版」にご相談ください
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