kindle出版でおすすめのジャンルは?選び方やカテゴリーについても解説
kindle書籍の売れ行きを決めるジャンル選び。
伝えたい想いはあるけれど、ジャンルと掛け合わせるのが難しいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、以下の内容を紹介します。
- 売れるジャンルの選び方
- ジャンル決定後のコンセプト設計
- カテゴリーの選び方
kindle出版のジャンルに迷っている方は、本記事を参考に選んでみてください。
kindle出版で売れるジャンルの選び方
ここでは、売れるジャンルの選び方をそれぞれ説明します。
どちらも大切な要素になるため、チェックしておきましょう。
HARMの法則に沿って選ぶ
kindle出版をするうえで、売れやすいジャンルは以下のとおりです。
- 健康、美容
- キャリア(転職)、夢、将来
- 人間関係、恋愛、結婚
- お金
人の根本的な悩みの多くは「HARMの法則」にあるといわれています。
【HARMの法則】(それぞれの単語の頭文字をとっている)
Health=健康 Ambition=夢 Relationship=人間関係 Money=お金 |
HARMの法則の悩みを解決できる書籍は需要が高いため、読まれやすいジャンルになります。
あなたが書籍で伝えたい想いがあるとしたら、HARMの法則に絡めた内容で執筆するとよいでしょう。
筆者も自著出版していますが、どちらもHARMの法則に当てはめました。
【お金・夢ジャンル】
【健康・夢ジャンル】
あなたがこれまでの人生で成功した体験談は、まだ経験していない読者にとっては叶えたい夢でもあるのです。
もし、ジャンル選びに迷ったらHARMの法則に絡めて「成功した体験談」を書籍にしてみるとよいでしょう。
選んだジャンルが売れているか確認する
ジャンルを選んだら、Amazonで販売されている同じジャンルのkindle本の調査もしましょう。
同じジャンルの本がどれくらい売れているか、どんな評価をされているか、★レビューを確認します。
理想は3桁のレビューがついているとよいのですが、最低50以上ついている書籍がどれくらいあるか見ていきます。
また、売れている書籍の「悪い評価(★1・2レビュー)」も併せて確認するとよいでしょう。
悪い評価は、読者の不満が書かれていることが多い傾向にあります。
その不満である、まだ解決されていない悩みに答える書籍にすることで、評価が得られやすくなります。
少し面倒な作業になりますが、読者の満足度を高めるためにもしっかりとリサーチしましょう。
kindle出版でジャンルが決定したらコンセプトを設計しよう
執筆するジャンルが決まったら、コンセプトも設計しましょう。
ここでいうコンセプトとは、以下のとおりです。
- どんな人に読んでもらいたいか
- 何を伝えるか
- 書籍を読んでどうなってほしいか
コンセプトを決めておかないと、書籍の方向性がぶれてしまいやすいです。
最初に明確に決めておくことで、執筆もスムーズに進められます。
また、コンセプトは3C分析を用いて設計するとよいでしょう。
3C分析とは「Customer(市場・顧客)」「Competitor(競合)」「Company(自社)」の3つの軸から分析をするマーケティング方法です。
書籍を読んでもらいたい人と本の内容が噛みあっているか、また、ライバル本に書かれていない内容を組み込めるかなどをリサーチします。
コンセプト設計は書籍の9割を占める重要な要素なため、時間をかけて設計しましょう。
コンセプト設計に自信がない場合は、出版代行サービスにサポートしてもらうこともできます。
出版代行サービスについては「電子書籍(kindle)出版代行はどこがいい?選び方・費用相場・出版までの流れなどを解説」の記事で詳しく説明しています。
ご自身で出版してみたい方は【kindle出版方法】初めてでもできる!かんたん9ステップを参考にしてみてください。
【kindle出版ジャンル別】カテゴリーの選び方
カテゴリーは出版手続きのときに3つ選ぶことができます。
基本的にどのカテゴリーを選んでもOKですが、ジャンルに近い項目を選ぶとよいでしょう。
また、新着ランキング上位を狙うためのカテゴリー選択方法は以下のとおりです。
- ネットで「kindle本 新着ランキング」と検索
- 登録したいカテゴリーの新着1位を確認
- 1位のAmazon売れ筋ランキングを確認
- 5000位以降であればカテゴリー登録
「kindle本 新着ランキング」で検索すると、次のサイトがヒットします。
登録したいカテゴリーの新着1位の書籍購入ページを見にいきます。
下までスクロールしていくと、その書籍のAmazon売れ筋ランキングを確認できます。
Amazon売れ筋ランキングが5000位以降であれば上位を狙いやすいため、カテゴリーに登録するとよいでしょう。
売れている書籍はさらに売れやすい傾向にあるため、まずは新着1位を目指してみてください。
カテゴリーは後から変更もできるため、最初は上位を取りやすそうな項目を選びましょう。
出版にご不安な方は「ひさいず出版」にご相談ください
ひさいず出版ではお客さまの「伝えたい想い」を丁寧にヒアリングしたうえで、ジャンル・コンセプト設計をしております。
また、お客さま自身が気づいていない「成功体験」や「強み」も深堀りいたします。
自分の強みはなかなか、気づけないものです。
ヒアリングを受けることで、新しい発見もあるでしょう。
出版に関する疑問や不安は、ひさいず出版までお気軽にご相談ください。