【kindle出版方法】初めてでもできる!かんたん9ステップ
Kindle出版をスムーズに進めていくためには、事前の流れを把握しておく必要があります。
そこで本記事では、初心者でも簡単にできるKindle出版方法を9つのステップで詳しく解説します。
自分のアイデアや物語を世界中の読者に届けるための第一歩を、さっそく踏み出しましょう。
kindle出版とは
Kindle出版は、Amazonの「Kindle ダイレクト・パブリッシング」を使って電子書籍や紙の本を自分で出版できるサービスです。
一度出版すると継続的にAmazonで販売し続けられるため、年々需要が高まりつつあります。
書店に並ぶ紙の本と違い、在庫を抱えることもないため、手軽に低予算で自費出版できます。
【kindle出版することの主なメリット】
- 印税を得られる
- 自己ブランディングができる
- 宣伝・集客効果が期待できる
- 自分を知ってもらう名刺代わりになる
- 企業・商品・サービスの魅力を伝えられる
自著出版することで、毎月の印税を得られます。
より多くの人に手に取ってもらうことで、印税の額も大きくなります。
近年では、副業として出版する人も増えてきました。
また、自分の商品・サービスをもっている人が自己ブランディング・宣伝・集客・名刺代わりとしても出版しています。
本を読む人は、自分の時間と労力を使って、特定の情報や知識を求めています。
テレビや動画では受動的に情報を受け取るのに対し、書籍の場合は自ら情報を探しに行くため、その情報に強い関心を持っている人が多いのです。
そのため、あなたの本を読んでくれた読者は、より濃い見込み客になりやすいといえるでしょう。
次に、書籍であなたの商品・サービスを紹介することもできます。
書籍に公式LINEのアカウントを載せておくことで、登録者を増やすことも可能です。
書籍を通して、あなたの考え、想いを伝えることで信頼も得やすくなるでしょう。
kindle出版の自費出版費用・印税について詳しく知りたい方は、そもそもkindle出版とは?最初に知っておきたい5つの基礎知識を紹介もご覧ください。
【kindle出版方法】9ステップ
kindle出版は、9つのステップに沿って進めていきます。
手順に沿って進めていくことでスムーズに出版できます。
それでは、下記でひとつずつ確認していきましょう。
出版するジャンルにニーズがあるかリサーチする
まず、書籍の内容が読者のニーズとマッチするかリサーチしていく必要があります。
少々面倒な作業ですが、ニーズ調査をさぼると書籍が売れにくくなるため、必ず最初に行いましょう。
Amazonのkindle本の販売ページを確認し、自分が出版したいジャンルが売れている傾向にあるかチェックします。
可能であればレビューが3桁、最低でもレビューが2桁以上あるジャンルを選べるとよいでしょう。
もし、ジャンル選びに迷ったら「HARMの法則」に沿って選ぶのもおすすめです。
【HARMの法則】
- Health=健康
- Ambition=夢
- Relationship=人間関係
- Money=お金
以上のジャンルの中から選ぶことで、読者に手にとってもらいやすくなります。
人の根本的な悩みの多くは「HARMの法則」にあるといわれています。
そのため、HARMの法則にある悩みを解決できる内容は、需要が高いジャンルといえるのです。
あなたの伝えたい想いと、HARMの法則を掛け合わせることで、より読者に刺さる内容にしてください。
ジャンル選びについてさらに詳しく知りたい方は、kindle出版でおすすめのジャンルは?選び方やカテゴリーについても解説もご覧ください。
筆者の自著出版した書籍も事例として載せています。
コンセプトを決める
書籍のコンセプトとは「誰に何を伝えて、どうなってほしいか」を決めることです。
- どんな人に読んでもらいたいか
- 書籍で何を伝えるか
- 書籍を読んだあとにどうなってほしいか
コンセプトが明確になっていないと、書籍の内容がぶれやすくなってしまいます。
読者に刺さる内容を執筆するためにも、コンセプト設計は非常に重要な部分です。
一貫性のある内容になるために、土台となるコンセプトは丁寧につくり込みましょう。
著者プロフィールを作る
著者プロフィールは、Amazonの販売ページに掲載される著者情報です。
読者の中には購入前に「どのような人物が書いているのか」と、確認する人もいます。
プロフィールに自分の実績や経験などを載せておくことで、権威性もアピールできるでしょう。
プロフィールは出版後に登録できるようになりますが、事前にプロフィール文章だけ用意しておくことをおすすめします。
出版後の作業を減らすためにも、先に作成しておきましょう。
章立て(骨子)を作る
章立ては書籍の「もくじ」に表示される各章の部分をいいます。
文章をいきなり書き始めると、途中で何を書けばいいのか分からなくなりがちです。
章立ては、迷子にならないための「地図」であり、ストーリーを順序よく説明する「設計図」の役割があります。
そのため、最初に章立てを作成するようにしましょう。
執筆する
章立てが完成したら、あとは執筆をしていくだけです。
kindle出版は、横書き・縦書きのどちらでも出版できます。
電子書籍はスマホで読まれることが多いため、横書きの場合はブログのような感覚で読みやすいといわれています。
反対に縦書きは、じっくり読んでもらえるのに適しています。
書籍のイメージ、読者層に合わせて決めるとよいでしょう。
次に執筆方法ですが、章ごとに分けて少しずつ作成していくことをおすすめします。
書籍は1冊で1万5,000文字以上の文量になります。
そのため「今日は1章の途中まで執筆」「1章が終わったら、2章へ」と、分けて執筆していくことでモチベーションを下げずに進めることができるでしょう。
また、執筆するときはWord・Googleドキュメントの使用が一般的です。
Wordはそのまま入稿できるため、特別な変換作業の手間がかかりません。
Googleドキュメントで執筆した場合は、そのままでは入稿できないためWordに変換したり、E-PUB(イーパブ)化する必要があります。
E-PUB(イーパブ) | 電子書籍のファイルフォーマット。kindle出版するためには、WordやE-PUBの形式にする必要がある。 |
Wordで縦書き執筆する場合は、E-PUB化をおすすめします。
kindleは英語の横書きを前提に作られたサービスのため、出版後に原稿が型崩れするケースがあるからです。
もくじを作る
電子書籍の場合、もくじをクリックすると自動的に目的のページに移動できます。
読者は気になるページから読んだり、興味のあるページだけ読んだりする場合があります。
そのため、読者の利便性を高めるために、もくじの作成が重要になるのです。
さらに、Kindleでは購入前に書籍のサンプルをダウンロードできますが、サンプルにもくじがないと、どのような内容の書籍か分かりにくくなります。
購入率を高めるためにも、もくじの設定は忘れずに行いましょう。
タイトルを決めて表紙を作る(外注もあり)
原稿が完成したら、表紙を作成します。
表紙は書籍の売れ行きを左右するため、こだわりをもって作成しましょう。
自分で作成するならCANVAがおすすめです。
プロのデザイナーに依頼するならココナラで探してみるとよいでしょう。
表紙について詳しく確認したい方は、kindle出版の「売れる表紙デザイン」の作り方・外注するときのコツを紹介!をご覧ください。
KDPに登録する
原稿・表紙が準備できたら、いよいよKDPに登録です。
表紙をデザイナーにお願いする場合は、依頼中にKDP登録しておくと、その後の手続きもスムーズに進められます。
KDPに登録するためには「Amazonアカウントのパスワード」「銀行口座」が必要です。
一度KDPに登録しておけば、2冊目や3冊目を出版する際には再度登録する必要はありません。
KDPの登録方法について詳しく知りたい方は、【2024年最新版】KDP登録できない?つまずきやすい銀行口座についても詳しく解説をご覧ください。
出版手続きをする
すべての準備が整ったら、KDPから出版手続きをしましょう。
kindle出版は審査があり、最大72時間かかります。
とくに初めて出版する場合は、時間がかかる傾向にあります。
オリジナルの書籍であれば、審査に落ちることはまずありません。
審査が通らない主な理由のひとつに、著作権の侵害があります。(わいせつ、暴力、差別などの内容もNG)
他の書籍のコピーやブログのコピーが多いと審査に落ちることがあります。
とくに自分のブログの内容を書籍化するときは、そのままコピーしないように気をつけましょう。
出版手続きについて詳しく知りたい方は、kindle出版までの手続き方法|審査が通るまでの基準や時間も詳しく解説をご覧ください。
【kindle出版方法】売上アップにSNSの力を利用しよう
出版しただけでは、まったく売れないケースがあります。
また、1冊購入されないとカテゴリーにも反映されないため、ランキング順位がつきません。
そのため、出版が開始されたら、まずは自分で1冊購入することをおすすめします。
そして、何より売るためには告知が重要になっていきます。
友人、家族などに協力してもらったり、SNSを使ったりして、告知・拡散をしていきましょう。
【筆者のXを使った告知】
告知をした結果、3カテゴリで新着ランキング1位を獲得できました。
売れている書籍は、さらに売れる傾向にあるため、出版直後はできるだけ告知に力を入れます。
出版直後は新着ランキングに入りやすいため、上位を目指していきましょう。
ひさいず出版ならインタビューを受けるだけ!面倒な作業をまるっと引き受けます
ひさいず出版は、kindle出版代行サービスを提供しています。
なかなか作業時間が取れない方、出版方法が分からない方に寄り添って出版までフルサポートしています。
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決して押し売りはいたしません。
kindle出版に関して疑問や悩みをお持ちの方は、お気軽にご相談ください。
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